和食

 和食の地域的違いのご紹介


 和食の文化と一言で言っても、地域によってかなり差があります。特に日本
 では、東西での違いが大きいようです。これは歴史的に見れば、西が公家の
 文化、東が武士の文化という政治的な区別が影響してきたのでしょう。

  『和食T』のページでも、「すし」の漢字で東西に違いがあることを書きま
 したが、他にもいろいろあるようです。「所変われば品変わる」あるいは「
 所変われば言葉が変わる」というのは、食の世界でも見ることができます。


 まず、一つ例をあげると「いなり寿司」の形。関西では三角、関東では俵型
 というのが多いようです。しかも、それぞれに意味があるようです。

  東の俵型は、いなりの漢字『稲荷』から、稲の荷物=俵という意味から俵型
 になったという説があります。一方、西の三角型は、お稲荷さんがキツネとい
 うことでキツネの耳の三角形になったとのこと。

  真偽は定かではありません。後でこじつけたのかもしれませんね?

  それはさておき、おおむね滋賀県を境に、東西で形が分かれているようなの
 ですが、ただし最近ではコンビニのお弁当などで流通しているため、全国的に
 どちらの形も混在してきているようです。

  地域差がなくなるというのは、いいものなのか?どうなんでしょうね?



   同じく形の違いでよく知られているのが「お餅」。西が丸型、東が四角。こ
 れも歴史的な背景があるようです。やはり、滋賀県あたりを境に分かれます。
 ちなみに「鏡餅」は全国的に丸型ですよね。昔の銅鏡に形が似ていることから、
 「鏡餅」と言われるようになったようです。
 


   最後にかなり地域差がある、「あぶらあげ」の入ったうどん(または、そば
 )の呼び名。「きつねうどん」「きつねそば」?という言い方ですが、これは
 あるテレビ番組で見たのですが、関が原を境に、「きつね」と「たぬき」が逆
 転するというものでした。

  いろいろ調べてみましたところ、そんな単純なものでもないようです。

  東京を基準にすると、揚げが入っているのが、「きつねうどん」「きつねそば
 」。天カスが入っているのが、「たぬきうどん」「たぬきそば」。

  だいたい東京以北と九州では、この呼び名が一般的なようです。

  これに対して、大阪あたりだと、揚げの入ったうどんが、「きつねうどん」。
 揚げの入ったそばが、「たぬきそば」。こちらは、そばかうどんかが区別のポ
 イントになっているようです。

  ただし、全国的には呼び名はまちまちで、具がちがったり、別の呼び名があ
 ったり、かなりの違いが発生しているようです。

  ちなみに、カップうどん・そばでは「きつね」はうどん、「たぬき」はそば
 がほとんどですよ。

  それにしても、そもそも何で「きつね」と「たぬき」なのかは、よく分から
 ないのですがね・・・・。
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